ミシガン州 水素エネルギーへの取り組みを強化 – エネルギー省から資金提供

ミシガン州は、クリーンエネルギーや先端製造業におけるリーダーシップ的ポジションを強化するため、エネルギー省(Department of Energy=DOE)から、ミシガン州での2つの水素プロジェクトに対し、合計8000万ドル(約120億円)の資金提供を受けたことを発表しました。

この資金は、ミシガン州のエネルギー関連開発の重要性を強調しています。 まず、Nel Hydrogen社がPlymouth Charter Township(ミシガン州)に自動化されたギガファクトリー建設を支援します、5000万ドルは、サイトの完全自動化製造プロセスの初期投資・開発費用のために使われ、生産効率や材料の効率を向上させ、高度な電解装置の設計を可能にします。

さらに、エネルギー省はジェネラルモーターズ(GM)に3000万ドルを提供し、国内での燃料電池製造能力の拡大や、重要な用途向けの燃料電池の耐久性や性能の向上(Hondaと提携)を支援します。これらの資金は、ミシガン州がクリーンエネルギーの未来を確立するうえで重要な役割を果たしており、ウィットマー知事の関与が、その一翼を担っています。

これらの投資は、ミシガン州のクリーンエネルギー輸送と次世代電気自動車の製造を前進させる重要な一歩です。

北米の研究・開発の76%は、自動車技術研究、設計、エンジニアリング、テスト、及び検証を行う2,200以上の施設のあるミシガン州で行われています。上記の通り、米国政府もミシガン州での次世代エネルギー開発を支援しています。

日本企業のアメリカ進出に障害となる税制、工業誘致、現地採用などの懸念事項についても、積極的な支援を行なっております。ミシガン州経済開発公社が提供するサービスはすべて無料です。お気軽にお問い合わせください。